食べものの好き嫌いが千差万別であるように『他の人からされたくないこと』が、おたくの数だけあるはず。

別にルール違反じゃないし、禁止されてもいないことだけれど、でもされたくない！というあれです。

例えば非公開ブクマ、見えない引用リポスト、ふぁぼ爆……

これらは「絶対にやめて！」と言っている人もよくいる行為です。

ちなみに私は上記三つならされても平気です。

だったら私がされたくないことってなんだろう？と改めて考えたのがきっかけで自創作のガイドラインを定めることになったりしました。

（政治利用や他者への攻撃や過度な賛美、プロパガンダ的な行為に利用することを主に禁止しました）

あと、性嫌悪がある設定のキャラクターのエッチな二次創作もダメってことにしました。他キャラクターについては基本的に黙認しております。

ただ、これって別にわざわざ書かんでもやらんやん系のことですよね。

人様のキャラクターを無断で利用して何らかの主張をするとか、常識があればやんないでしょう。常識があれば。あと思いやりも必要か。

そう、このガイドラインも、よっぽどのことじゃなければ行使することはありません。

激ヤバな事案に遭遇してしまった時のために定めているだけで……

で、冒頭の話に戻ります。

ガイドラインに書いて禁止するほど常識はずれな行為じゃないし、他の人はされても平気かもしれないけど、

私はこれされたらちょっとヤかもなぁ……ってことを一つ発見しました。

以前、とある創作物のキャラクター（公式ではボイスなし）に対する

『動画は私が作って、ボイスは〇〇さんに依頼しました』というファンアート動画を見かけて、

わっ！すごいけど私がこれされたらちょっと嫌かも！！と、思ってしまったんです。心の中で。

※（その動画に関しては、キャラクターの作者も喜んでいるようすだったので他者が口を挟むあれはないです）

元々声の実装予定がない場合なら喜べるのかもしれませんが、私は自創作にいずれ声つけたい派のオタクです。

もしも二次創作の方が先に有名になって、後日作者が選んだ声優さんによるボイスを実装したさいに

「ファンアートの声の方が好きかも」「あっちの方が合ってたよね」みたいなことになったら泣いちゃいます。

うーん、どうやら私は、

作者でもない人に「このキャラはこういうイメージだからきっとこの声優さんの声がぴったり！依頼しよう！」みたいなことをされちゃうのが嫌みたいですね。

でもまあ、確かにそうですよ。そのキャラクターの本当の声のイメージを知ってるのは、作者だけなんですから……

作中で『彼はツダケンそっくりの声でそう言った』みたいなくだりがあれば話は別ですが。

それぐらい、私にとって声って重要な要素なんだなって改めて思いました。

ただ、ガイドラインで禁止していない内容の二次創作をしていただくのは自由です。

しかしこれに関しては、申し訳ありませんがせっかく作ってくださっても反応はできないかと……という話です

でも気持ちは変わらないし、先に言っておいた方がいいかなって！

現在自創作の中で声が決まっているキャラクターは、公募などではなく私がボイスサンプルを大量に聴き、悩みに悩んでイメージに合う方にご依頼してます。

時間をかけて探したかいあってか「イメージぴったり」とか「素敵な声」とか、評判も上々です。

全部声優さんのおかげです。ありがたい。

例えば双海役の小鳥遊ハルトさん、ミアン役の東條あいりさん。

（このお二人には、右も左もわからない状態の私が、わかりづらいカスのデータを送ってしまうなどの無礼を働きまして、本当にご迷惑をお掛けいたしましたという気持ちでいっぱいです）

私がもっと有名（双海有名）なら、声優さんの神演技をさらに広めることができるのに！と歯がゆいです。

このお二人の声は本編であるゲームの他、番外編動画でも聴けますのでぜひ。

そして今後上がる動画ではハネダやナリタにも声がつきます。お楽しみに！！

ちなみに自創作の実況プレイ動画はすごく嬉しいですし、

例えばだけどその実況者さんが声の活動をしている方だったとしても、

実況内でキャラクターの台詞を読み上げてくれることには喜びしかありません。

あとは、「このキャラの台詞は声優の○○さんの声で脳内再生されてた」とかのご感想もぜんぜん嬉しいです。むしろ確かに！と頷いたりします。
『（うちの自創作キャラ）CV：××』って他の人が勝手に決めちゃわなければ別に良いみたい。意見は意見だから。

イメソンとかも嬉しい！超おたくだから！

このお気持ちセーフとお気持ちアウトの基準が自分でもよくわかんないんですよ。だから困ってます。

長い間付き合ってきたのに、まだ知らない自分に会えることあるんだ、と嬉しくなっちゃいますね（？

でも何が嫌いかじゃなく何が好きかで自分を語れよって話ですよね。次は好きなものの話をしましょう。